フリースケール競技


この競技の概要
図1に示す走行路を最短時間で走破する走行マイクロメカニズム競技を行います.
コースの構成比率が同等であれば,どのような大きさでも構いません.
大きさが異なっても,ゴールに到達するまでの最短時間で優勝マシンを決定します.


図1 フリースケール競技の流れ
(図をクリックすると拡大図が表示されます.)

競技フィールドのPDFデータは,ここをクリックして表示し保存してください.


以下の動画は, 大坂 友人様からご提供頂いた競技の参考動画(2023年度版)になります.

Reference video

競技説明
競技はスタートエリアから出発し,A地点を通過後は競技フィールドに書かれた軌道を逸脱しないようにB地点まで移動し,ゴールエリア内で停止するまでの最短時間を競います.

マシンは競技フィールドに書かれた軌道に一部が必ずかかっていなければならない.
黒線から外れた場合は再スタートとなる.また,ゴールはマシンがゴールエリア内に収まり,完全に停止した状態をゴールとみなす.
マシンの一部がはみ出ていたり,ゴールを通り過ぎてしまったりした場合はゴールとみなさず,ゴールエリア内に完全に収まって停止するまで計時を続ける.

 ●競技フィールド:
  競技説明より上記にあるファイルをダウンロードし,用紙に印刷して下さい.
  走行マイクロメカニズムコンテスト用の競技フィールドの相似形であればどのような大きさでも構わない.
  マシンの大きさはこの比率における20:20:30以下で作る必要がある.
  ゲートは特に作成する必要はない.

 ●競技フィールドの材質:
  特に指定はない.走行路が分かれば配色も白黒でなくともよい.
  ただし、撮影時に軌道や各ポイントが分かるような彩色や配光に配慮する事.

 ●運搬物:
  特に無し.スタートからゴールまで自走する最短時間だけで勝敗を決めます.

 ●動画の撮影:
  動作の様子を動画に撮影し,最短時間でゴールに到達した動画をYoutubeにアップロードしてください.
  この時、いくつかの注意点があります. 大まかには、以下の二つの事についてです.
  1) カメラアングルと画角
  @ なるべく競技フィールド中央の垂直位置にカメラを設置し、真上から撮影するようにしてください.
  この際、競技フィールドが全て映る様に画角を調整してください.
  極端な広角レンズなどを用いず周辺部にひずみが出ないよう注意してください.
  A マシンの動作開始から、ゴールして停止するまでカメラは固定のままで動かさないようにしてください.
  ただし動作開始前もしくはゴール後に、マシンの詳細を説明するため、カメラを手持ちにして撮影しても構いません.

  2) 計時装置の同時写し込み
  @ 時計やスマートフォンの時計アプリなど、計時に使った装置を画面の一部に写り込むように撮影してください.
  A 時計やスマートフォンの設置場所に関しては特に指定しませんが、スタートエリアやゴールエリア、
  走行ライン上にはおかないようにしてください.
  B Youtube を見ている方にも時計表示が見えるような大きさを確保してください.
  動画合成機能を用いて時計や時間表示を合成しても構いません.

条件
(a)縦・横・奥行の比を2:2:3(3はどの辺に来ても構わない)にすれば、どのような大きさで作製されても構わない.ただし、競技フィールドの大きさもマシンの比率に合わたサイズで作製する.

(b)重量に関して特に規定しない.

(c)外部からのリード線または柔軟なチューブなどでエネルギーおよび制御信号を供給してはいけない.ただし、場のエネルギー(磁場や圧力)をマシン内で駆動エネルギーに変換して走行して構わない.この際、マシンを流体の流れや棒などで直接押してはいけない.
例)
・磁石を使ってフィールドの下からマシンを操作→NG
・フィールドの形に流路を作り、マシンを浮かべてゴールまで流す→NG
・フィールド内の圧力を変化させ、マシン内の空気室の膨張・収縮を利用して足を動かす→OK
・電磁誘導を用いた発電システムでモータを駆動→OK

(d)スタート時の手腕(ハンド・アーム)も(a)の比率に収める.スタート後はこの比率から逸脱しても構わない.

(e)走行形式は、走る、はう、はねる等、どのような方法でも構わない.

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